Web制作ツールを比較してみる(Jimdo、ペライチ、STUDIO)

以前、Webサイトの制作方法についての比較の記事を書いたのですが、それに関連した内容を今回は書きたいと思います。

ホームページ制作(Webサイト)の制作方法のひとつに、ホームページ制作ツールを使用しての制作があります。
そのサービスにあたる「Jimdo、ペライチ、STUDIO」について、それぞれで制作してみての感想をまとめていきたいと思います。
ご参考にしていただけたらうれしいです。

●Jimdo、ペライチ、STUDIO ってどんなツールですか?

コード(HTML、CSSなど)を使用しないで、Webサイト(ホームページ)が制作できるツールです。
オンライン上のサービスページ内でホームページの制作作業をします。
基本的には月額料金がかかり、料金プランによって使用できる機能が異なります。
機能に制限が多いですが、無料のプランも一応あります。

●各サービスについての詳細はこちらをご参照ください
・Jimdoはこちら
・ペライチはこちら
・STUDIOはこちら

●Jimdoとペライチ、STUDIOのサービスの内容の違い

いずれもオンライン上でテンプレートやパーツを組み合わせてページを作っていきますが、ペライチとJimdo、STUDIOでは、操作感に違いがあります。

☆ペライチとJimdo
こちらの方が比較的簡単にページが作れる代わりに、デザインのカスタマイズの自由度が低めです。
HTML、CSSの知識がなくても制作が可能です。

☆STUDIO
デザインの細かいカスタマイズが可能。その分操作が複雑なので、慣れるまでは作業しづらい面も。
操作に慣れればテンプレートのカスタマイズもしやすくなりますし、イチからテンプレートなしでの制作も他2つよりも作りやすいです。
また、操作上でHTMLやCSSの用語が出てくるので、知識がある方が作業しやすいと思います。

● 3つのサービスを使用してみて

インターフェイスや操作の感覚はそれぞれでだいぶ違いました。
操作感を他のソフトウェアに例えると、ペライチとJimdoはPowerPointに、STUDIOは デザインソフト(Illustrator、InDesign)に似た感覚に感じました。(人によって感じ方は違うとは思いますが、自分が使ってみた感じで例えるとそんな感じでした)
どれにするか迷った時は、無料版で試してみて操作しやすいものを選ぶ手もあると思います。

●無料プランについて

広告の表示がある、独自ドメインが使用できない、というのは3つとも共通です。
ページ制作機能に制限があるのですが、無料プランの場合、
ページ制作の自由度の高さは STUDIO>Jimdo>ペライチ の順かなと思います。
ペライチの無料プランは、お問合せフォームが使用できない(オプション扱い)なのが不便なところです…。

有料プランの場合は、必要な機能をあらかじめリストアップしてからどのサービスにするか検討した方がよいと思います。また、昨今の状況からプランの値上がりの可能性もあるので注視したいところです。
(STUDIOは2023年5月に値上げ予定)

●他の制作方法と比べて

他の制作方法(HTML制作、WordPress)と比べると、以下のメリット・デメリットがあると思います。

☆メリット
・HTML、CSSなど、コードの知識があまりなくても制作が可能
・レンタルサーバーを借りなくてよいので、サーバーの管理が不要

★デメリット
・サービスの値上げ、終了のリスクがある
・他のサービスへの引っ越しが困難(引っ越す場合、最初から作り直さないといけない)
 …ということは、解約したり、サービスが終了した場合に、制作したページを残すことができないことになります。

=========

ここまで、Jimdo、ペライチ、STUDIOの比較について書いてみました。
また気がついたことがあれば、追記したいと思います。
制作代行のご相談も承っておりますので、ご興味のある方はご相談ください!

※情報は2023年4月現在のものを参照しました。サービスの内容は変更になる場合もあるので、契約時に改めてチェックすることをおすすめいたします。